孤独な人間がいかに社会と関わるのかと云う事を表現の信条としている


ナルシストの刃が鏡を叩き割り顔から血を噴き出し開放から安堵する瞬間(俺の事だ)
パソコン依存のどこにでもいる若者がネットに繋がれなくなる日々(これも俺だ)
セックスのみを自慢の種にしていた男がインポテンツの不安に襲われるとき(俺だ)
馴染みのクラブに/カフェに/ネットコミュニティに/学びの場に/職場に
突如入店拒否を食らう疎外感(俺だ)
良い趣味/良い家具/良いシャツ/コレステロール70%カットの健康食品が
爆弾で吹っ飛ばされた一日(俺だ)
自宅に鍵が掛かりその鍵自体が新しい物に付け替えられていた夜(俺だ俺だ)


おまえたちはどうやって社会と関わるのだろうか(俺の事だ)